SEOの効果とは?SEO対策で効果を出す方法をわかりやすく解説!
SEOを正しく実行すれば、ウェブサイトで継続的に集客したり、自社の認知度を高めたりなどの効果が期待できます。
ただし、SEOは競合も多いため、長期的な視点を持って自社に合った戦略を立てることが大切です。
本記事では、SEOの効果や成果を出すための施策、やってはいけない行動について解説します。
SEO対策にお悩みの方へ
SEO対策に以下のようなお悩みを抱えていませんか?
・SEO対策の正しい進め方、やり方が分からない
・上位表示させたいキーワードの検索順位が上がらない
・アクセスは集まったが、問い合わせや売上に繋がらない
SEO対策には多くの企業が力を入れていますが、検索上位表示に成功し、問い合わせや売上に繋げるには、高度な知見が必要になります。
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目次
SEO対策がもたらす効果とは
SEOがもたらす効果とは、ウェブサイトの検索順位を向上することです。
それによって得られる具体的な効果は以下の2つです。
自社サイトの集客力が上がる
SEOを実行すると、検索エンジンから自社サイトへ集客する力を上げられます。
以下は、2024年3月の検索エンジンのクリック率(米国)です。
上記の通り、検索エンジン上位に表示されるほどクリック率が高くなります。
自社のビジネスに関連性が高いキーワードで複数のコンテンツを制作し、検索エンジン上位に表示されれば、高い集客効果が期待できるでしょう。
また、キーワードの選び方次第では、商品の販売促進や問い合わせの獲得などにつなげて売上アップを達成することも可能です。検索エンジン上位に表示されることで、継続的にターゲットユーザーを集客でき、成果を高めていけるでしょう。
サービス・商品のブランディングができる
SEOは自社サービスや商品のブランディングを行う効果も期待できます。
特定のキーワードで上位表示されることで、自社の会社名やサービス名をユーザーに認知してもらうことが可能であり、指名検索数の向上に繋がる可能性があります。
また、ユーザーによっては、「上位に表示されるサイト=信頼性が高い」と判断してもらえる場合もあります。特に専門性の高いテーマで検索された場合、信頼性や専門性をアピールできるのは強みと言えます。
つまり適切なコンテンツで上位表示できれば、自社のブランドイメージを向上させる効果があると考えることができます。
結果としてリピーターの獲得やファンの育成などにつながり、自社のビジネスを長期的に成長させていけるでしょう。
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SEO対策で効果が出るまでの期間
SEOの施策を実行してから、効果が得られるまでには4ヶ月〜1年ほどかかります。
4ヶ月〜1年という期間の目安は、Googleが公式に発表している情報です。そのため、SEOを実施する際は、あらかじめ中長期的な視点を持って取り組むことが大切になります。
ドメインが高いサイトの場合は、上記の目安より短い期間で効果が表れることもあるでしょう。
ちなみにSEOの効果と一概に言っても、目的によって成果ポイントは異なるはずです。
- 自社商品の販売促進
- 資料請求
- 問い合わせ獲得
- メルマガ登録者数の増加
- サービス認知の向上
例えば上記のような成果を得たい場合は、事前に自社ならではのSEO戦略を立てることで、効果が得られるまでの期間を短縮できます。
よくあるSEOキーワード選定のミスの例として「検索ボリュームが多い人気のキーワードを選ぶ」といったものがあります。
一見すると検索ボリュームが多く人気のキーワードで検索上位を獲得できれば、大量のアクセスが見込めるでしょう。しかし、人気のキーワードが必ずしも自社の目的達成に役立つとは限りません。
検索ボリュームの多いキーワードは、抽象度が高く、複数の検索意図が混在している可能性が高いです。
検索エンジン上位を獲得できたとしても、自社商品が売れなかったり、問い合わせ獲得につながらなかったりすれば売上げアップも達成できないでしょう。結果として遠回りになってしまいます。
反対に検索ボリュームは少ないものの、自社の目的達成に関連するキーワードを選ぶことで、短期間で成果を出しつつSEOの効果を高めていけるようになります。
特にウェブサイトを立ち上げたばかりでドメインが弱い初期のころは、競合と比較して自社が上位表示できそうなキーワードを選定することが非常に重要と言えるでしょう。
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SEO対策で効果を出すための方法
SEOの効果を得るためにすべき対策は以下の通りです。
内部対策:Googleにウェブサイトを評価されやすくする
SEOの内部対策は、検索エンジンに対してウェブサイトを正当に評価してもらうためにすべき施策です。
内部対策は細かい内容も含めると膨大な施策がありますが、主に以下のような要素を最適化していきます。
タイトルタグにキーワードを含める
タイトルタグは、名前の通りコンテンツのタイトルを示すタグです。
記事タイトルに対策キーワードを盛り込むことで、検索エンジンやターゲットユーザーにどんな内容の記事なのかを伝えることができます。
検索エンジンが検索順位を決める要素の1つでもあるので、影響は大きいです。実際にタイトルタグを修正しただけで、検索順位が大きく向上するケースも珍しくありません。
タイトルタグにキーワードを含める際は、不自然にならない範囲で対策キーワードを完全に一致させた形で含めることが重要です。
検索上位を獲得している競合他社の記事も参考にしながら、わかりやすいタイトルタグを設定していきましょう。
内部リンクの適切な設置
関連性の高い記事を内部リンクでつなげることは、SEOの効果を高める重要な施策です。
例えば、すでに評価されているAページから、関連性の高いBページに内部リンクすることで、Aページの評価をBページに引き継ぐことができます。
そのため、狙いたいキーワードがある重要なページには、内部リンクを適切に設置することが望ましいです。
ただし、関連性が低い内部リンクは、検索エンジンの評価を落とす原因になることもあるため、設置しないよう注意しましょう。
パンくずリストを設置する
パンくずリストは、アクセスしたページがウェブサイトのどこに位置しているのか、階層を示すナビゲーションのことです。
パンくずリストを設置すると、検索エンジンのクローラーがサイトの構造を認識しやすくなり、効率的にインデックスが行われるようになります。
また、ユーザーにとっても、目的のページを見つけやすくなり、離脱率の低下に寄与するでしょう。
特に情報量の多いウェブサイトでは、パンくずリストを適切に設置することが重要です。
パンくずリストについては、下記記事で詳しく解説しています。
URLを正規化する
URLの正規化とは内容が重複しているページや、同じ内容で異なるURLが存在する場合に、検索エンジンに対して正しいURLを提示することです。
例えば、以下のように同じページにもかかわらず、複数のURLがある場合は正規化する必要があります。
- http://example.com/page
- https://example.com/page
- http://www.example.com/page
- https://www.example.com/page
- https://example.com/page?sessionid=123
URLを正規化する方法としては、主に以下の2つがあります
①301リダイレクト
特定のURLにアクセスした際に、自動的に正しいURLに転送する方法です。
これにより、検索エンジンに対して恒久的な移動を伝え、評価を正規のURLに集中させます。
②canonicalタグ
重複ページのhead内に以下のcanonicalタグを設定することで、検索エンジンに評価してほしいURLを伝える方法です。
URLの正規化を行うことで、複数のページに分散していた評価を特定のページに集中させられます。異なるURLだけでなく、内容が似ているものの、あえて残したいページがある場合にも有効な方法です。
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コンテンツ対策:検索意図を満たすコンテンツの作成
コンテンツ(記事)を検索エンジン上位に表示させるには、検索意図を満たしている必要があります。
ここでは、読者と検索エンジンにとってわかりやすいコンテンツを作成するポイントを見ていきましょう。
読者ニーズに応える良質なコンテンツを作成する
SEOの効果を高めるには、以下の要素を押さえた質の高いコンテンツを作成することが大切です。
- ユーザーの検索意図を満たす内容を入れる
- 自社ならではの独自性のある要素を盛り込む
- エディタ機能を活用して読みやすさを高める
コンテンツを検索上位に表示したい場合、対策するキーワードの検索意図を満たしている必要があります。
検索意図を分析するには、検索上位にランクインしている記事の内容を分析するとよいでしょう。例えば、1〜5位までの記事をチェックして、共通する内容が含まれていれば「マストで入れるべき要素=検索意図」と判断できます。
SEOに強いコンテンツを作成するには、独自性を盛り込むことも大切です。
オリジナル画像、インフォグラフィック、独自で行ったアンケート結果、体験談など、自社ならではのオリジナリティを追加することで、競合記事と別の価値を提供できます。
記事を入稿する際は、箇条書きや表、太字、アンダーラインなどのエディタ機能を活用して、読みやすさを向上させましょう。
上記の要素に加えて、E-E-A-Tを意識したコンテンツを作ることも大切です。
E-E-A-Tは以下4つの要素になります。
概要 | 対策例 | |
---|---|---|
E(Experience) 経験 |
コンテンツ作成者の実体験がトピックに反映されているか。 | 現場の声やリアルなレビュー、体験談などを含める |
E(Expertise) 専門性 |
特定の分野に関して高いスキルや知識を持っているか。 | ・サイトを特定のテーマに特化させる ・一次情報を入れる ・独自の画像やグラフを入れる |
A(Authoritativeness) 権威性 |
コンテンツやサイトが第三者から一定の評価を得ているか。 | ・質の高い被リンクの獲得 ・第三者のSNSやブログなどでサイトやコンテンツの言及を得る(サイテーション獲得) |
T(Trusutworthiness) 信頼性 |
コンテンツの内容やサイト自体が信頼できるか。安全であるか。 | ・コンテンツの定期的なリライト ・運営者情報の開示 ・著者、監修者情報の明示 ・SSL化 |
YMYLジャンルの場合は信頼性・正確性を特に重視する
YMYLとは「Your Money or Your Life」の頭文字を略したもので、主に人の幸福、健康、お金、安全などに影響を与える可能性があるジャンルを意味しています。
例えば、医療、保険、金融、人種問題などを扱うサイトやコンテンツはYMYLジャンルです。これらのテーマはユーザーの生活に損害やダメージを与える可能性があるため、検索エンジンの評価基準も厳しくなっています。
また、YMYLの領域で検索エンジンから悪い評価を受けると、検索順位が極端に落ちたり、100位圏外になったりなどのリスクもあります。
事実を掲載するのはもちろんですが「誰が何を書いているのか」といった情報の明示も大切になります。そのため、特にYMYLジャンルではE-E-A-Tを意識することが重要と言えるでしょう。
外部対策:被リンクやサイテーションの獲得
外部対策は被リンクやサイテーションを獲得することで、検索エンジンの評価を高める施策です。
主に以下のような対策を行います。
効果が高いと考えられる被リンクを獲得する
効果が高いと考えられる被リンクを獲得していくことで、ドメイン全体における評価を上げられます。
獲得する被リンクは、以下のようなものが望ましいです。
被リンクの種類 | 例 |
---|---|
権威性の高いドメインからの被リンク | 行政、協会などの公的ドメインからの被リンク |
関連性の高いドメインからの被リンク | 同じ業界のサイトからの被リンク 比較サイトからの被リンク |
地域性の高いドメインからの被リンク (地域キーワードを狙う場合) |
地域のローカルメディアからの被リンク |
ちなみに良質なコンテンツを作成すれば、自然に被リンクを獲得できるというわけではありません。
また、効果的な被リンクを十分に獲得するには時間がかかるため、意識的に被リンク獲得戦略を実行していくことが重要です。
被リンクの質と数はコンテンツの検索順位を左右する効果が大きいので、しっかり対策していくようにしましょう。
サイテーションを高める
サイテーションとは、日本語で「言及」という意味を持ちます。
例えば、SNSで自社(社名・サービス・商品など)について言及されることで、SEOへの影響も一部あると言われています。商品名や社名のみなどのリンクが含まれていない言及もサイテーションです。
サイテーションを高めるには、SNS、プレスリリース、CM、PR活動など、広報関連の施策が効果的です。
ただし、サイテーションがSEOに与える影響は、被リンクと比べて高くありません。そのため、外部対策では被リンクの獲得を最優先にしつつ、補完的にサイテーションを高めていくとよいでしょう。
定期的なリライト・メンテナンス:コンテンツを改善する
Googleの評価基準にはフレッシュネスアルゴリズムがあります。
これは情報の鮮度が高いコンテンツを上位に表示しやすくするアルゴリズムです。簡単にいうと「作成した記事は定期的にアップデートしましょう」という意味になります。
ここではコンテンツを改善する際のポイントを2つ紹介します。
新規記事は上位表示までに、よほどドメインが強くない限り、最低1~3ヶ月程度かかる
新規記事が検索エンジンで上位表示されるまでには、よほどドメインが強くない場合を除き、通常1〜3ヶ月ほどかかります。
サイトの状況にもよりますが、新規公開から1〜2ヶ月は記事の順位が安定しにくく、リライトの意味をなさないことが多いです。
SEOの効果を高めるためにも、公開から3ヶ月ほどたって、順位が安定した記事からリライトするようにしましょう。
リライトを実施し、検索エンジンからの評価を高める
公開から3ヶ月ほどたったら、以下の基準からリライトする記事を選定しましょう。
- 検索上位を獲得していて表示回数も多いがクリック率が低い記事
- 対策したいキーワードで上位表示できていない記事
例えば、検索エンジン2位にもかかわらず、ほとんどクリックされていない記事は、タイトルが適切でないと判断できます。この場合は、記事本文ではなくタイトルを変更してあげるとよいでしょう。
対策したいキーワードで上位表示ができていない記事は、タイトルを含め見出しや本文などもリライトしていきます。
リライトする際のチェックポイントは以下の通りです。
- 検索意図を満たせているか
不足している要素は追加、不要な要素は削除する - 追加すべきキーワードはないか
サーチコンソールで流入が多いキーワードや表示回数が多いキーワードを確認し、タイトル・見出しに追加で含めるか検討する - オリジナル画像や独自要素は追加できないか
競合記事と差別化できて、なおかつ読者にとって有益な情報を盛り込む
上記のような要素を反映して、鮮度の高い記事にアップデートしましょう。
リライトが完了したら、関連性の高い記事と内部リンクでつなぐことも大切です。すでにアクセスがある記事に内部リンクすることで、クローラーが巡回しやすくなります。また、リンクを貼られた記事の評価も高まる効果も期待できます。
内部リンクを設置する際は、アンカーテキストにも対策キーワードを設置して、検索エンジンに記事の内容が伝わるようにしておくとよいでしょう。
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SEO対策で効果を出すためにやってはいけないこと
以下の行動は、SEOの効果が出ない原因になってしまうのでやめておきましょう。
ブラックハットSEO
ブラックハットSEOとは、検索エンジンのガイドラインに違反する手法を用いて上位表示を狙う方法です。
主に以下のような手法が該当します。
- キーワードを異常なほど詰め込む
- 購入した不正な被リンクの大量設置
- 隠しテキスト・隠しリンク
ブラックハットSEOは、ウェブサイト全体がペナルティを受ける可能性があります。
現在は、これらの手法を使ってもメリットは得られないので、正当な方法で検索上位を狙うようにしましょう。
コピーコンテンツの作成
競合他社と酷似した内容の記事はコピーコンテンツと認識され、評価を落とす可能性があります。
Google自体も独自性のあるコンテンツを高く評価する傾向があるため、コピーコンテンツを公開するのは避けた方がよいでしょう。
- 競合記事と同じ文章を多用していないか
- 競合記事と同じ見出し構成になっていないか
- 競合記事と同じ記事タイトルになっていないか
上記の要素は意図せずに被ってしまうこともあるため注意してください。
コピーコンテンツのチェックは、無料で利用できるCCDを活用するとよいでしょう。類似度判定が30〜40%未満に収まるのが理想です。
ただし、公式情報や法律関連などは、どうしても一致率が高くなってしまうケースもあります。この場合は仕方がないことなので、その他の部分で独自性を含めるとよいです。
検索意図を満たしつつ、競合記事にはない要素を意識して質の高い記事の作成を目指しましょう。
キーワードの詰め込み
タイトル、見出し、本文などに対策キーワードを詰め込みすぎるのは、ブラックハットSEOとして認識されるリスクがあるのでやめましょう。
前述した通り、ブラックハットSEOと判断されると、Googleからペナルティを受ける可能性があります。検索順位が下がるだけでなく、検索エンジンに表示されなくなるリスクもあるため注意が必要です。
コンテンツだけでなく、ウェブサイト自体の評価が落ちる原因にもなりかねないので、不必要にキーワードを詰め込まないようにしましょう。
質の低いコンテンツの量産
新規記事を増やすことはSEO的に重要ですが、だからといって質の低いコンテンツを量産するのは逆効果になってしまいます。
Googleでは「ヘルプフルコンテンツシステム」が存在しており、質の低いコンテンツの割合が一定以上になると、質が高いページの順位まで下がってしまうリスクがあるでしょう。
例えば、検索5位にランクインしている既存記事を1位にするために、関連性の高いキーワードで質の低い記事を量産してしまうと、検索順位が下がる原因になります。
検索エンジンから高い評価を受けるためにも、ユーザーファーストで「読みやすくわかりやすい、品質の高い記事」を作成するようにしましょう。
不自然な被リンクの獲得
不自然な被リンクの獲得は、ブラックハットSEOとして判断されるリスクがあります。
例えば、どこかで購入した被リンクや、自動プログラムで作成した被リンクなどはNGです。加えて、関連性がないサイト同士による過剰な相互リンクも、ガイドライン違反とみなされる可能性があります。
また、SEO業者の中には、自社で作った質の低いサイトから外部リンクしてくるケースもあります。
知らないうちにグレーな手法で被リンクを増やされてしまうと、大切なサイトが悪い評価を受けて取り返しがつかなくなる可能性もあるでしょう。ペナルティを受けないためにも、正当な方法で被リンクを獲得することが大切です。
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SEO対策の効果測定方法とツールを紹介
SEOの効果測定に使えるツールについて紹介します。
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)
Google Search Console(以下サーチコンソール)は、サイト解析やクエリの分析などができるSEOの効果測定に欠かせない無料ツールです。
サーチコンソールでは、主に以下のような分析ができます。
- 検索されたキーワード
- 表示回数とクリック率
- 平均掲載順位
- サイトやページの問題点
- セキュリティやペナルティの確認
- 被リンク元
- インデックス状況の確認
- その他のエラー
サーチコンソールの特徴は、ユーザーが実際に検索しているキーワードを確認できるのが特徴です。
「どのようなキーワードで自社のコンテンツにアクセスしたのか」がわかるので、データをもとにキーワードを追加したり文章を追記したりなど、リライトのヒントとしても役立ちます。
検索エンジンでの表示回数に対するクリック率を分析することも可能です。
その他、サイトの健康状態やGoogleからペナルティを受けていないかなども確認できます。
Google Analytics(グーグルアナリティクス)
Google Analyticsはウェブサイトのアクセス解析ができる無料ツールです。
主に以下のような機能があります。
- ユーザー数、PV数、リピート数の確認
- 訪問者の行動をリアルタイムで分析
- ユーザーの特性を把握
- 流入元の確認
- コンバージョン率の測定
- ECサイトの分析
- レポートの作成
ユーザーがどのような経路でサイトに訪れて、どんな行動を取ったのかがわかるため、問題点を見つけて改善する際に役立ちます。
Google Analyticsは、SEOのPDCAを回していくために不可欠なツールと言えるでしょう。
ドメインパワー計測ツール
ドメインパワーの計測ツールは、名前の通り、ウェブサイトのドメインパワーを確認できるもツールです。
ドメインパワーとは、ドメインの強さを表した造語のことで、SEOでも重要視される指標になっています。
メジャーなツールとしては、MozやAhrefsが代表的です。
ちなみにMozでは「ドメインオーソリティ (Domain Authority、 DA)」と呼ばれ、Ahrefsでは「ドメインレーティング (Domain Rating、 DR)」と呼ばれるものがドメインパワーに該当します。
ドメインパワーを上げるには、質の高い被リンクの獲得やサイテーションを高めるなどの外部対策が有効とされています。高品質な記事の作成と合わせて、被リンク対策にも力を入れていくとよいでしょう。
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SEO対策の効果に関するよくある質問
SEOの効果に関するよくある質問についてまとめました。
SEOとはわかりやすく言うとなんですか?
SEOとは、日本語で「検索エンジン最適化」という意味で、特定のサイトを検索エンジンで上位表示させるための施策になります。
検索エンジンに上位表示されることでアクセス数が増加し、問い合わせ獲得や資料請求、商品の販売促進など、コンバージョンを高めることができます。
SEO対策には意味がありますか?
はい。SEO対策には、以下のような意味があります。
- アクセス数の増加
- コンバージョン数の増加
- 信頼性の向上
- 広告費の節約
SEOを強化して、自社の記事が検索上位に表示されるとアクセス数が増加します。
適切なキーワードで検索上位に表示されることで、自社がターゲットとする見込み顧客をサイトに集客できるでしょう。これにより、商品の販売や問い合わせの獲得など、自社が目的とするコンバージョン数を高められます。
また、自社サイトの複数の記事が検索エンジン上位に表示されることで、ユーザーの信頼獲得にもつながるでしょう。
検索エンジン経由で継続的に集客できるようになる結果、広告費の節約にもつながるメリットがあります。
ただし、SEOの効果が得られるまでには、一般的に4ヶ月〜1年ほどの期間がかかるので、中長期的な戦略を立てて取り組んでいくことが重要です。
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SEO対策の効果にお悩みの方は株式会社メディアグロースへ
この記事では、SEOの効果や対策方法について解説してきました。
SEOは非常に奥が深く変数が多い施策のため、まずは今回紹介した4つの対策を着実にこなしていくことをおすすめします。また、ブラックハットSEOやコピーコンテンツなど、検索エンジンに嫌われやすいNG行為をしないことも大切です。
中長期的な戦略を立てて取り組むことで、SEOの効果を高めていけるでしょう。
株式会社メディアグロースでは、自社が運営するメディアで培った豊富なノウハウをもとにお客様に対して実践的な施策提案を行います。
「自社サイトのSEO効果を最大化したい!」「売上げアップにつながるキーワード選定をしてほしい!」とお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
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この記事の監修者
舟崎友貴
SEOコンサルタント/株式会社メディアグロース代表
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監修者のプロフィール
2014年慶応義塾大学卒業後、コンサルティングファームを経て起業。
副業で作成したアフィリエイトサイトを1,000万円以上で事業譲渡後、Webメディア運営企業を設立し、億単位のバリュエーションで株式譲渡。
ロックアップ終了後、代表を退任し、新たに株式会社メディアグロースを創業。
現在は、大手企業へのSEOコンサルティング・多数の自社メディア運営に従事。
保有資格
監修者の身元
この記事の著者・運営者:株式会社メディアグロース
自社運営で培ったSEOの知見をもとに、SEOコンサルティングや記事制作代行を行う。代表は10年以上のSEO対策歴を持つ舟崎友貴。YouTubeチャンネル「SEO大学-メディアグロース」でSEOの最新情報を配信している。