WordPressのSEO対策で必須の設定とは?基本設定方法とおすすめのテーマを解説!
WordPressでサイトを運営する際に、SEO対策は欠かせません。
SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)は、サイトの固定ページや記事を検索結果で上位に表示させるための施策です。
SEO対策を行うことにより、サイトへの訪問者数を増やし、認知度や売上を向上させられます。
WordPressはSEOに強いと言われているものの、基本的なSEO対策をしなければサイトが正しく評価されません。
この記事では、WordPressでのサイト運営に必須のSEO対策を紹介します。サイトの売上や訪問者数を増加させるためにも、無駄なく正しいWordPressのSEO対策を行いましょう。
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目次
WordPressでサイトを作る際に、SEO対策が必要な理由
WordPressはSEOに強いサイトを作れると言われています。
しかし、それでも基本的なSEO対策を行うことが必要です。基本的なSEO対策を行わないと、どれほど良質なコンテンツを作っても検索結果で上位表示されません。
基本的なSEO対策を行うことで、WordPressで立ち上げたサイトを検索エンジンに正しく評価してもらい、検索結果で上位表示されやすい状態をつくれます。
「サイトの認知度を上げたい」「サイトからの売り上げを上げたい」とお悩みの方は、SEOに強いWordPressで立ち上げたサイトであってもSEO対策が必須です。
WordPressがSEOに強いと言われる3つの理由とは
WordPressは以下3つの理由でSEO対策を実施しやすく、検索結果で上位表示されやすいサイトを簡単に作れるのが特徴です。
3つのポイントを押さえたSEO対策を行うことで、よりユーザーに届きやすいサイトを作成しましょう。
検索エンジンがクロールしやすいサイト構造になっている
WordPressはカテゴリーが整理されており、検索エンジンのクローラーが巡回しやすいサイト構造を作ることが可能です。
また、プラグインを活用することでサイトマップを自動で作成し、さらにクロールしやすくなります。
記事のインデックスを早め、ユーザーに早く届けるには、クローラーが巡回しやすい環境を作ることが重要です。
WordPressは基本設定さえ正しく行えば、比較的簡単にクロールされやすい環境を作れます。
テーマとプラグインを活用して簡単にカスタマイズできる
WordPressでは、SEOに適したテーマを選ぶのみで基本的なSEO対策ができます。プラグインを使えば、下記のようなSEOに必要な機能を簡単に追加することも可能です。
- XMLサイトマップの生成
- コンテンツの最適化
- ページ速度の改善
- モバイルフレンドリー対応
- 内部リンクの強化
カスタマイズや拡張が容易なため、迷ったらWordPressでサイトを立ち上げれば間違いないでしょう。
無料・有料のものがあり、それぞれ独自の機能が備わっていることから、目的や作りたいサイトに合わせて選ぶ必要があります。
独自ドメインのためサイトへの評価が積み上げられる
WordPressでは独自ドメインを使用でき、自身のサイトへ検索エンジンからの評価を積み上げることができます。
共有ドメインでは自身のサイトへの評価を積み上げにくく、SEO対策をしても結果が現れにくいのがデメリットです。あくまで共有ドメインのサイト評価は、ドメインの運営元に依存します。
独自ドメインへ評価を積み上げることで信頼性を向上させ、検索結果での上位表示につなげましょう。
SEO対策におすすめなWordPressテーマの選び方
ここでは下記の2点について紹介します。
適切なテーマを選んで、SEOの効果やサイトのパフォーマンスを向上させましょう。
テーマを選ぶポイント
最近のテーマは、ほとんどが基本的なSEO対策の機能をデフォルトで実装しているため、かつて必要とされていたSEO対策のプラグインが不要になってきています。SEO対策に優れたテーマを選ぶポイントは以下の2点です。
- 軽量化されている
- レスポンシブデザインに対応
テーマが軽量であることは、サイトの読み込み速度アップに直結します。読み込み速度が速いとユーザーにとっての使いやすさが向上し、検索エンジンから受ける評価も高まります。
デフォルトで「レスポンシブデザイン」に対応したテーマを選ぶことも重要です。レスポンシブデザインに対応したテーマでは、スマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスで快適に閲覧できるように調整されます。
おすすめのテーマ
SEOに強いおすすめのWordPressテーマを2つ紹介します。
- ダイバー (Diver)
ダイバーは、SEO対策がしっかりと施され、軽量化にも優れたテーマです。レスポンシブデザインに対応しており、さまざまなデバイスで快適に閲覧できます。使いやすい管理画面と豊富なカスタマイズオプションも魅力です。
- コクーン (Cocoon)
コクーンは、無料にもかかわらず高機能なテーマです。ページの高速化やレスポンシブデザインなどのSEO対策がしっかりと施されています。自由度が高く、初心者でも簡単にカスタマイズが可能です。
上記のテーマを活用し効果的なSEO対策を行うことで、サイトのパフォーマンスを向上させられます。テーマ選びに悩んだら、一度試してみてください。
SEO対策に必須のWordPress基本設定方法8選
WordPressのSEO対策に必須の基本設定方法を8つ紹介します。
SEO対策されたテーマを使用しても、基本設定は必ず行いましょう。記事を書く前にサイト全体の設定を正しく行うことで、各記事のSEO効果を引き出せます。
タイトルタグを正しく使用する
タイトルタグはページのタイトルを表す重要なタグです。ページのタイトルは<title>タグで囲んだ部分に設定されます。
下記のページが、それぞれの内容を適切に表すタイトルタグになっていることが重要です。
- トップページ
- カテゴリページ
- 記事ページ
タイトルタグ設定の間違った設定事例として、各個別ページのタイトルタグが、すべてトップページのタイトルに設定されているということが挙げられます。
すべてトップページのタグと同じだと、検索エンジンがそれぞれのページの内容を正しく理解できないため、各個別ページで狙っているキーワードの検索順位が上がりにくくなります。
一般的にWordPressであれば「ページのタイトル」がそのまま「タイトルタグの中身」になるため、正しく設定されているか確認しましょう。
canonicalタグを正しく使用する
canonicalタグはURLを正規化するタグです。
サイト内に似た内容のページがあるとき、両方にcanonicalタグを設定して評価を集めたいページを指定すると、片方のページに評価を集められます。
これにより重複コンテンツとみなされ、サイト評価が下がるリスクを回避することが可能です。
canonicalタグの設定では、下記の2点を確認しましょう。
- トップページや記事ページごとに評価を集めたいページの設定ができているか確認する
- 広告出稿等のために生成された、パラメータ付きのページは重複ページが生成されやすいため、canoicalタグが正しく設定されているか特に注意する
広告運用されているパラメーター付きのページが存在しており、canoincalタグが適切に設定されていないと、評価が分散されてしまいます。
canonicalタグがデフォルトで入っていないこともあるため、設定を確認しましょう。
noindexタグを正しく活用する
noindexタグは、検索結果に表示させたいページや表示させたくないページの設定に使います。
検索結果に表示させたいページにはnoindexタグを入れず、検索結果に表示させたくない(=Googleに評価されたくない)ページはnoindexタグを入れましょう。
noindexタグの有無は、一般的に以下のとおり分類します。
- noindexタグを入れない:トップページ、記事ページ
- noindexタグを入れる:タグページ、アーカイブページ、画像ページ
低品質ページの割合が多くなるとサイト全体の評価が下がってしまうリスクが高まります。
重複コンテンツや内容が薄いページ、スパムのようなキーワードが詰め込まれたページは、低品質と評価されやすいためnoindexタグを入れましょう。
XMLサイトマップを作成する
検索エンジンにサイトの構造を伝える「XMLサイトマップ」を作成すると、サイトのクロールが早くなりインデックスされる速度が向上します。
XMLサイトマップは「検索エンジンにサイトの構造を伝える」専用のサイトマップで、ユーザーがサイト全体のページを一覧表示できるサイトマップとは異なるものです。
※ただし、ページ数が少ない小規模サイトに関しては、XMLサイトマップは必須とは言えません。
「Google XML Sitemaps」等のプラグインをインストールして設定すれば、XMLサイトマップを自動生成できるため活用しましょう。
パンくずリストを作成する
パンくずリストとは、ページを訪れたユーザーが現在サイト内のどこにいるかを視覚的にわかりやすく示すリンクです。
一般的にはページの上部または下部に「トップ>カテゴリ>詳細」のような階層形式で設置します。
パンくずリストがあればサイトの構造がわかりやすくなり、ユーザーと検索エンジンに良い影響を与えます。
検索エンジンのクローラーが巡回しやすくなるため、SEOへの効果も期待できるでしょう。なおパンくずリストは、テーマの機能やプラグインの追加で簡単に設定可能です。
詳しい効果や設定方法は、関連記事「パンくずリストとは?SEO対策とユーザーへの影響」を参考にしてください。
SSL化をする
SSL化はサイト上で行われる通信をすべて暗号化することです。サイトのドメインを「http://~」から「https://〜」に変更し通信を暗号化します。
途中でSSL化をした場合にhttp://のURLが残ることがあるため、新しいURLへ自動転送される設定が重要です。
そこで、「http://」のURLを新しいURLに自動転送する301リダイレクト設定を行います。
301リダイレクトの設定をすれば、ユーザーが新しい「https://」のURLに自動でアクセスでき、さらにSEOの評価も引き継ぎ可能です。
Google Search Consoleを導入する
Google Search Consoleは、Googleが提供する無料のSEO対策ツールです。以下のような機能があります。
- 流入キーワード
- 被リンクの確認
- エラーの検出
流入キーワードが分かれば、どの検索クエリから多くの訪問者が来ているかを把握できます。
人気記事のコンバージョン率を上げたり、検索順位が低い記事を改善したりするリライトに役立つ重要な情報を得ることが可能です。
記事のインデックス状況やリンクなどのエラーの確認、被リンクの分析もでき、サイトのSEO対策の状態を総合的に管理・改善するためにも役立ちます。
SEO対策には必須のツールのため、必ず登録をしましょう。
GA4を設定する
GA4(Google Analytics 4)は、サイトのアクセス数やコンバージョン数を確認できる必須ツールです。
アクセス数やコンバージョン数を確認すれば、サイトに訪れるユーザーの行動を詳しく分析し、効果的な戦略を立てられます。
サイトの改善点が明確になり、売上の向上が期待できるでしょう。GA4は、GTM(Google Tag Manager)を使って導入するのが一般的です。
無料で使用できるツールのため、サイトを立ち上げる際には必ず登録しましょう。
「設定が難しそうだからプロに頼みたい」「自身のサイトのデータをプロに分析してもらいたい」とお悩みの方は、株式会社メディアグロースへ気軽にお問合せください。
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検索上位表示を獲得するために投稿時にできるSEO対策6選
ここでは、投稿時に実施できる具体的なSEO対策を6つ紹介します。
たとえ高品質な記事を書いても、SEO対策ができていないと上位表示されにくくなってしまうため、必ず確認しておきましょう。
キーワードを含めSEOを意識したタイトルをつける
タイトルは「検索エンジンにとってわかりやすいものにする」のはもちろん、「ユーザーの目を引く」ものにすることが重要です。
SEOを意識したタイトルは、以下の点に注意して設定します。
- タイトルにはターゲットとするキーワードを含める
- 32文字以内でタイトルをつける
検索結果に表示される文字数が32文字前後のため、なるべく範囲内でタイトルを設定しましょう。
SEOのみを意識せず、ユーザーにとって内容がわかりやすいタイトルをつけることも大切です。
たとえば初心者向けの記事なら【初心者必見】と冒頭に入れたり、最新情報であることが重要な記事なら【2024年6月最新】と入れたりしてみましょう。
メタディスクリプションの設定をする
メタディスクリプションは、検索結果ページに表示される短い説明文です。下記の画像の赤枠で囲まれた部分がメタディスクリプションです。
出典元:Google検索結果
メタディスクリプションは、以下のポイントを意識して作成すると良いでしょう。
- ユーザーが興味を持つ内容や記事の権威性を示す情報を含める
- タイトルに入れられなかった情報を含める
- 100〜120文字で作成する
メタディスクリプション自体に直接的なSEO効果はありません。よく「メタディスクリプションにはキーワードを含んだほうが良い」といいますが、これは誤解です。
しかし、ユーザーが文章に興味を持つことでクリック率(CTR)が上がるため、設定が推奨されます。
見出しを正しく設定する
見出しは、記事の構造を明確にし、検索エンジンに内容を伝える重要な要素です。
見出しを正しく設定すると、以下のようにSEOとユーザーの両方へメリットがあります。
- SEO効果の向上:検索エンジンがページの内容を理解しやすくなり、適切にインデックスされやすくなる
- ユーザーエクスペリエンスの向上:読者がページ内容を把握しやすくなり、読みやすい構造になる
たとえば「h2(大見出し)」の次が、いきなり「h4(小見出し)」になってはいけません。「h2(大見出し)⇒h3(中見出し)⇒h4(小見出し)」の順になるように設定しましょう。
内部リンクを設置する
内部リンクは、サイト内に存在するページ同士を結びつけるリンクです。内部リンクを設置するメリットは、以下の2点です。
- 検索エンジンのクローラーがサイト構造を理解しやすくなり、サイト全体が適正に評価されやすくなる
- 内部リンクが貼られたページに評価が渡るため、リンク先ページの評価が高まる
また内部リンクが正しく設置されていると、ユーザーが内部リンクを辿って他のページにも移動し、サイト内の滞在時間や回遊率が向上します。
結果的に、ユーザーの利便性の面からもサイトのGoogleからの評価が向上する可能性があります。
画像にAltタグを設定する
Altタグは画像の代替テキストで、画像が表示されない場合などに内容を伝える重要な情報です。Googleに画像の内容を伝える役割もあります。
Altタグを設定すると、画像検索結果に表示されやすくなるのもメリットです。
また画像がリンクとなる場合は、Altタグがアンカーテキストとして機能します。
Googleにリンク先のページとキーワードの関係性を正しく伝えるために、リンク先のページ内容がわかるAltタグを設定しましょう。
通常のリンク:
普通のテキストリンクの場合、リンクテキスト(アンカーテキスト)はクリックしたときにどこに移動するのかを説明します。例:<a href="example.html">こちらをクリック</a>
ここでは「こちらをクリック」がアンカーテキストです。
画像がリンクの場合のアンカーテキスト:
画像がリンクになる場合、検索エンジンはAltタグの内容をアンカーテキストとして認識し、リンク先のページの内容を判別しようとします。
例:<a href="example.html"><img src="example.jpg" alt="商品詳細ページへ"></a>
ここではalt="商品詳細ページへ"がアンカーテキストの代わりです。
パーマリンクの設定を行う
パーマリンクは、各ページの固定URLです。デフォルトのままでは数字や日本語(タイトル)がURLとなるため、ユーザーにも内容がわかりやすいパーマリンクに設定しましょう。
Googleのガイドラインでは、シンプルでわかりやすい語句の使用が推奨されています。シンプルでわかりやすい語句は、以下のポイントを意識して設定しましょう。
- ページ内容に関連するキーワードを含める
- 短く、内容が一目でわかるようにする
- 単語の区切りにはハイフンを使い、アンダースコアは避ける
- 不必要なURLパラメータは含めない
参考:Google における URL 構造のベスト プラクティス
たとえば「WordPress SEO」のキーワードを狙った記事のパーマリンクには、「wordpress-seo」と設定すると良いでしょう。
WordPress運用でおすすめのプラグイン4選
現在では、SEO対策のプラグインはほとんど必要ありません。SEO対策のプラグインを使用すると、テーマの機能と干渉してしまい、SEOに逆効果となる危険性があります。
ここでは、サイト運営の利便性を向上させるためのプラグインを紹介します。
プラグインを使用して、サイト運営を楽にしましょう。
All-in-One WP Migration|サイトのバックアップ
All-in-One WP Migrationは、サイトのバックアップを簡単に行えるプラグインです。以下のような機能があります。
- ワンクリックでサイト全体のバックアップがとれる
- バックアップデータを使って、簡単に復元ができる
- サイトのデータを新しいサーバーやドメインへ簡単に移行できる
バックアップをとっておかないとデータが失われてしまうリスクがあるものの、手動でのバックアップは手間がかかります。
プラグインを使えば定期的なバックアップを自動化できるため、いざという時に役立つでしょう。
Search Regex|一括置換で編集を便利に
Search Regexは、記事内の特定の要素を一括置換するプラグインです。
例えば、記事内の全ての「株式会社」を「(株)」に置き換えたり、「2023年」を「2024年」に置き換えたりといったことが簡単にできます。
多くの記事があるサイトでも簡単に編集ができるため、サイト運営を効率化するツールとしておすすめです。
Broken Link Checker|リンク切れを発見
Broken Link Checkerは、サイト内のリンク切れ(何らかの理由でリンク先ページにジャンプできない状態)を発見するプラグインです。
リンク先のサイトが閉鎖された場合や、ページが削除された場合に検出します。
リンク切れはSEOに悪影響を与える可能性があるため、早期発見と修正が重要です。プラグインを活用して手軽に解決しましょう。
EWWW Image Optimizer|画像を圧縮
EWWW Image Optimizerは、画像を圧縮するプラグインです。アップロードした画像を自動で圧縮します。画像の軽量化により、サイトの読み込み速度が速くなります。
サイトの表示スピードは検索エンジンからの評価にも影響を与えるため、重要なSEO対策の一つです。
WordPressのSEO対策で注意する4つのこと
ここでは、WordPressでSEO対策を進める際、注意すべきポイントを4つお伝えします。
SEO対策と記事制作のバランスを取りながら、両方を継続して行っていくことで、サイトの評価を上げていきましょう。
基本設定を徹底する
WordPressは基本設定の徹底が重要です。基本設定に致命的な間違いがあると、良質な記事を書いても成果が出づらくなります。
この記事で紹介したWordPressの基本設定を見直し、正しく設定・更新を行いましょう。
都度アップデートに対応する
WordPressやテーマ、プラグインのアップデートを定期的に行うことが重要です。アップデートをしないと、エラーを起こしたり、セキュリティ上の重大な問題が発生したりすることがあります。
企業のコーポレートサイトとして兼用している場合は、サイバー攻撃による個人情報漏洩などのリスクもあり非常に危険です。常に最新の状態を保つようにしましょう。
定期的にコンテンツの見直し・改善を行う
記事は定期的な見直しと、新しい情報への更新が重要です。
古い情報やコピーコンテンツが含まれた記事は低評価を受けるリスクがあります。定期的に追加の一次情報を盛り込み、オリジナリティのある内容にしましょう。
更新が難しいなら必要に応じてnoindexタグを活用し、低品質なページによってサイト全体の評価を下げないようにする方法も検討してみてください。
表示速度に注意する
表示速度が極端に遅い場合を除き、SEOに大きな悪影響を与えることは少ないです。
しかし、SEOに一定の影響はあると考えられるため、優先度は高くないものの可能であれば高速化に取り組むと良いでしょう。表示速度の改善には、以下のような対策があげられます。
- 画像の軽量化
- 不要なプラグインの削除
- 高速化に適したテーマの選択
- キャッシュの利用
- PHPの更新
上記の注意点を守りながら、継続的なSEO対策の実施でサイトの評価を高めましょう。
WordPressのSEO対策でよくある質問
WordPressのSEO対策に関して、よくある質問を紹介します。
質問と回答を参考にして、SEO対策の理解を深め、実際にSEO対策をする際に活用しましょう。
AIOSEOスコアって何?
AIOSEOスコアは、記事やページがSEOに最適化されているかを表す指標の一つです。
プラグイン「All in One SEO Pack」をインストールすると、各記事やページごとにAIOSEOスコアが自動表示されます。AIOSEOスコアが高いほど、記事やページが検索結果で上位表示されやすいことを示しています。
以前は広く使われていましたが、現在はテーマ自体に同様のSEO対策機能が充実していることが多く、必須のプラグインではありません。
SEO対策でやってはいけないことはある?
SEO対策でやってはいけないことは、Googleのポリシーに違反する行為があげられます。ポリシーには、以下のような内容が含まれています。
- ペイドリンク: お金を払ってリンクを購入する行為
- キーワードの乱用: 不自然に多くのキーワードを詰め込む行為
上記の行為は検索結果から除外されたり、サイト全体の評価が下がったりするリスクがあるので、行わないようにしましょう。
SEO対策はどのくらいの期間で効果が出る?
Googleの公式発表によると、SEO対策の効果が出るまでに4ヶ月〜1年ほどかかるとされています。しかし、サイトの内容や競合状況によって、効果が出るまでの期間は大きく異なります。
最初からサイト評価が極端に高い場合をのぞき、短期間で効果が出るケースは少ないため、継続的にSEO対策を行うことが重要です。
SEO対策でお悩みの方は株式会社メディアグロースへ
この記事では、WordPressのSEO対策について紹介しました。
WordPressはSEO対策されており、ほとんどプラグインを使わなくてもSEOに強いサイトをつくることが可能です。
適切な設定を行うことで検索エンジンからの評価を高め、ユーザーのアクセスを増やし、集客効果や売上をアップさせましょう。
さらに具体的なSEO対策について詳しく知りたい方は、お気軽に株式会社メディアグロースへお問い合わせください。
自社で運用するメディアで蓄積したノウハウを活かし、お客様のサイトに適したSEO対策を提案します。
SEO成功事例やチェックリストも公開中!
この記事の著者・運営者:株式会社メディアグロース
自社運営で培ったSEOの知見をもとに、SEOコンサルティングや記事制作代行を行う。代表は10年以上のSEO対策歴を持つ舟崎友貴。YouTubeチャンネル「SEO大学-メディアグロース」でSEOの最新情報を配信している。