【2025年8月最新】Googleコアアップデートとは?概要・傾向・メディアグロース流の対策を解説!

- Googleコアアップデートは年に数回実施される検索アルゴリズムの大規模更新であり、順位変動に大きな影響を与えるものである
- コアアップデートによって、順位下落した場合でも、適切な現状把握と改善策によって回復することも考えられる
- メディアグロースの「SEO無料相談」を利用すれば、簡単なヒアリングを通じて、コアアップデートによる下落要因や、現状のサイト課題を認識できる
- それにより、自社サイトの状況に合わせた具体的な打ち手を早期に整理できる
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目次
Googleコアアップデートとは何か
- Googleコアアップデートの役割
Googleコアアップデートとは、グーグルが定期的に行う大規模な検索アルゴリズムの変更のことです。
通常はおおよそ3か月に1度程度実施されますが、半年以上行われない場合や、2か月連続で実施されるケースもあります。
アップデートが始まると2週間以上にわたり順位が大きく変動することが多く、サイト運営者にとって重要な影響を及ぼします。
実際に実施された場合は、「Google検索のランキングアルゴリズムのアップデート履歴リスト」や「Google Search CentraのXアカウント」で情報が公開されるため、確認しておくことが大切です。
Googleコアアップデートの役割
コアアップデートは、検索結果の品質向上を目的として実施されています。グーグル検索セントラルには、「コアアップデートの目的」として、以下の内容が記載されています。
コア アップデートは、全体として、有用で信頼できる結果を検索ユーザーに提供するという Google の使命を果たすことを目的としています。これらの変更は本質的に広範囲にわたるもので、特定のサイトや個々のウェブページを対象とするものではありません。ウェブ上のコンテンツが変化するにつれて、Google は全体としてシステムを評価し、最新の状態に保つために更新を行います。
【最新】2025年6月のGoogleコアアップデート
コアアップデートの特徴・傾向
直近のコアアップデートは、2025年6月30日にロールアウトされたアップデートです。
6月のコアアップデートは、前回のアップデートから、3か月ぶりに行われたアップデートになっています。
今回のアップデートは「関連性が高く満足度のあるコンテンツをより適切に表示する通常の更新」と公式で説明されており、特筆すべきトピックはないアップデートになっています。(以前のアップデートでは、「評判の悪用」、「小規模サイトの優遇」が言及されたこともありました。)
検索変動に関するメディアグロースの見解
※以下、あくまで弊社観測領域における見解です。
2025年6月のコアアップデートでは、評価基準が「コンテンツ品質」よりも「運営者の属性」や「ドメイン」に寄っていると感じています。
そのため、順位下落後、記事内容やコンテンツ内容の改善だけでは、順位改善には繋がらない傾向があります。(ただし、「検索意図を満たしていない」、「古い日付が表示されている」など、基礎的なコンテンツ面の対策が実施できていないサイトは除きます)
また、弊社の観測領域では、次のようなサイトが、上昇傾向になっています。
・DRは高くなくても、シードから近い自然な被リンクや模倣性の低い被リンクを獲得できているサイト
・領域ごとに上位表示されやすい運営者属性を持っているサイト
【メディアグロース流】コアアップデートで順位が下落した場合の対処法
順位下落に焦らない、すぐに対策を実施しない
コアアップデートで順位が低下しても、すぐに焦る必要はありません。アップデート期間中は2週間前後にわたり継続的な変動が起こることが多く、一時的な下落が終盤で回復に転じるケースも少なくありません。
実際に弊社の自社メディアでも序盤に急落した後、終了時には大幅に順位が上がった事例があります。
逆に慌てて対策を行うと、変動がアップデートによるものか、施策の影響かが判断できなくなります。そのため、まずはアップデート完了を待ち、傾向を見極めてから適切に対応することが望ましいと言えます。
下落状況を正確に把握する
コアアップデートでアクセスや順位が下がった際、まずはアクセスや順位の下降状況を正確に把握することが重要です。
アクセスが全体的に落ちたように見えても、実際には一部の主要ページが下がっただけというケースは少なくありません。
状況を把握するには、次のツールを活用すると良いでしょう。
・サーチコンソール:「検索アナリティクス」で、ページ別・キーワード別のクリック数や平均掲載順位の変化を確認できる
・GRC:登録したキーワード単位での詳細な順位変動を確認できる
現状の下落状況を正確に認識できていないと、正しい打ち手は打つことができないため、現状の把握をすることが大切です。
下落原因の仮説を立て、改善のための打ち手を実施する
下落状況を把握した後は、原因の仮説を立てたうえで改善の打ち手を進めることが重要です。
対策を行う際は一度に複数を実施せず、時間を空けて順番に行うことで、どの施策が効果を発揮したのかを判断しやすくなります。
焦って一気に対応してしまうと、どの施策が成果に直結したのか検証できなくなる点に注意が必要です。
よくあるコアアップデート時の下落原因仮説と打ち手案を、以下に記載していますので、参考にしてください。
状況 | 下落原因の仮説 | 打ち手案 |
---|---|---|
特定の数記事の順位が落ちた | 特定記事の検索意図が満たせていない 古い日付が表示されている |
ページ単位で、コンテンツや日付の見直しを行う |
サイト全体の順位が落ちた(パターン①) | ドメインに評価が寄り、競合に順位を抜かれた | 競合水準以上に被リンクを獲得する対策を行う |
サイト全体の順位が落ちた(パターン②) | 低品質ページが一定割合以上あったため、サイト全体の順位が落ちた | 低品質ページの削除やリライトを行う |
メディアグロースでは、コアアップデートで順位が下落した方向けの無料相談を実施しています。
状況のヒアリングやサイトのチェックをさせていただいたうえで、「どういったことが下落の要因か」、「どういった回復施策が有効なのか」などのアドバイスをさせていただきます。
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Googleコアアップデートに関するよくある質問
Googleコアアップデートの頻度はどの程度ですか?
Googleコアアップデートの頻度は、一般的に3か月に1度程度行われるケースが多いです。ただし必ず一定の間隔で実施されるわけではなく、半年以上更新がない場合や、短期間で続けて行われる場合もあります。
実際に2024年には11月と12月に2か月連続でアップデートが行われ、順位変動が長期間続いた例もありました。
そのため「次は必ず〇月に来る」と決めつけず、常にアップデートの情報をチェックしながら備えておくことが重要です。

この記事の著者・運営者:株式会社メディアグロース
自社運営で培ったSEOの知見をもとに、SEOコンサルティングや記事制作代行を行う。代表は10年以上のSEO対策歴を持つ舟崎友貴。YouTubeチャンネル「SEO大学-メディアグロース」でSEOの最新情報を配信している。